ここ2日のPauper Leagueを見ると白単が結構な頻度ではいっており、調べてみると今までのものとはかなり毛色が違うものだった。
そのため自分用にデッキ考察
【警告】このデッキは
https://www.mtggoldfish.com/deck/523872#online
からコピーしてきたものであり、筆者は使用していない。その為「何言ってんだこいつ」ってのがあるかもしれない。
あと筆者はゼンディカーからのプレイヤーでドレイク期はPauperをやっていなかったことも書き加えておく。

序章:既存のPauper白単
既存のPauperでの白単といえば、《金切るときの声/Battle Screech》を使ったトークンタイプと《献身的な補充兵/Ardent Recruit》らを使うサイボーグの二種類がいた。

参考:シミてく様(http://simiteku.com/)
白単トークン(時期によりレシピは若干異なる):http://simiteku.com/monowhitetokens/
白茶サイボーグ:http://simiteku.com/post-3984/
(ちなみに白単トークンは現状《見張り番/Keep Watch》をタッチした白青が存在し、単色のものはドレイク環境下ではあまり結果を残せなかった模様)
白青参考:https://www.mtggoldfish.com/archetype/pauper-wu-30619#online

1:デッキ構成
実際のレシピはこちら。
クリーチャー:27
4:《軍用隼/War Falcon》
4:《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》
4:《先兵の精鋭/Elite Vanguard》
3:《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers》
4:《忠実な聖戦士+不浄の聖戦士/Loyal Cathar+Unhallowed Cathar》
4:《戦隊の鷹/Squadron Hawk》
4:《コーの空漁師/Kor Skyfisher》

呪文:15
4:《マナの税収/Mana Tithe》
3:《太陽の槍/Sunlance》
4:《未達への旅/Journey to Nowhere》
4:《骨断ちの矛槍/Bonesplitter》

土地:18
18:《平地/Plains》

サイドボード:15
3:《古参兵の武具師/Veteran Armorer》
2:《聖なる光/Holy Light》
1:《貴族階級の嘲笑/Patrician’s Scorn》
1:《太陽の槍/Sunlance》
3:《塵は塵に/Dust to Dust》
3:《断片化/Fragmentize》
2:《赤の防御円/Circle of Protection: Red》


2.過去のデッキとの比較
過去の白単と比較したときまず大きいのはメインから《マナの税収/Mana Tithe》が4枚取られていること。
過去にも《マナの税収/Mana Tithe》が採用されていたことはあったがメインから4枚という構成は見なかった。
これはなぜかと考えた結果、簡単な結論として《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》か追加されたからではないかというところにたどり着いた。
スレイベンの検査官が出す手がかりトークンを用いることでカウンターとドローを構えるという動きが取れるようになったと言うのは大きい(と思う)。
これは相手の致命的な呪文(例えばサイド後の《電謀/Electrickery》や《減縮/Shrivel》)に対応する事ができる動きで、以前の白単にはなかった動きだ。
また、兵士の低マナ域に《先兵の精鋭/Elite Vanguard》が加わったことも大きい。
検査官、精鋭の二種八枚の追加で《軍用隼/War Falcon》がとても扱いやすくなっているはずだ。
また、おそらく以前の(昔からローグとして存在していたらしい)ものから使えるアドバンテージ源として《コーの空漁師/Kor Skyfisher》がある。
もともと投槍兵、不浄の聖戦士を再利用することでアドバンテージを獲得できたこのタイプのデッキに検査官によるドローが加わったのだ、2マナかかるとは言えおそらく長期戦への対応力がかなり向上しているだろう。

3.終わりに
このタイプの白単が急にリーグに出てきていたので気になって調べてみたが、白単兵士のタイプは今後流行って主流になっていくのか、それともトークンなどに先祖返りするのか、今後が興味深い。
Pauperでもまだ発掘されてないデッキはいくらもあるのだと再確認させられた。

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